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うま

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うま
2014年春とか夏とかそこらへん
展開図

22.5°系
蛇腹に飽きを感じていた頃から22.5°系にちょっかいを出し始め、その結果
22.5°系は蛇腹創作初期にも一応かじっていたりもしていたわけだけど
当時は円領域設計法だの一値分子設計法だの、いわゆる設計法をつかってやろうとしていた
でも、そうゆう設計法を使ってできる形ってのは限界があるわけで(カドと帯しかつくれない)、この設計法の延長線上に神谷さんとか小松さんとかがいるとは思えなかった
今にして思うと、当時の自分は設計法の限界を自分の限界だと勘違いして挫折感を感じて蛇腹に傾倒してったのかもしれない
蛇腹の創作とか他の折り紙やってる人と話しているうちに自分のなかで設計法の信頼度がだだ下がりしていった
そんなこんなでまあ枷が外れたというかなんというか自由に創作できるようになったのかもしれない
やっぱ設計法とかから創作はいるのはよくないね(個人的感想
自分の場合蛇腹は武田直樹さんの作品の改造から入ったから詰まることはなかったけど、横分子設計法とかから入ってある程度までいってそこから一切伸びなくなっている人とかよく見る

というわけで円領域くそくらえ、一値分子くそくらえ一切使ってやるかというモチベーションで創ったのがコレ
もともと基本形から折り込まず折り紙っぽい面を残した造形にしようとしていた
なので完成形はシンプル
構造はなかなか複雑
展開図見たとおり、ほとんど一値分子をつかってない
展開図たたんだだけでほとんど形になる
とまあ目標をクリアできたかな
実際これの創作に対する熱意は他のに比べてあったのに見た目からか、一般の人に見せてもあんまウケがよろしくない
やっぱ手抜き蛇腹のほうが目に付くのよね
折り紙やってない人は折り紙っぽくないのを好む傾向があって、折り紙やってる人は折り紙っぽいのが好きな傾向があるようだけど、なんででしょうね

設計法とか使わずにどうやって創作するんだよと思うかもしれませんが、なんというかそれを模索するのも楽しいよ
というか、それが楽しい
鉛筆ばっか握ってないで紙いじってろってことで
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浴衣の娘

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浴衣の娘
カブト被ってます、ちゃんとした名前思いついていない
2014年の春くらい
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背中
割れなしなのである
展開図
蛇腹倦怠期を抜けるきっかけになったかもしれないやつ
別になにがあったってわけでもなく久しぶりにやってみたら面白いことができたってだけ
大分昔に首の長い妖怪ろくろっくびを創作しようと思ったときに浴衣とか割れなしのアイデアを考えていたときがあって、そのときは長い首をどうするか考えあぐねて結局完成しなかったんだけど、それをたまたま発掘して長い首用の領域をカブトに回したって感じ
このころはまだ面にでる蛇腹の格子の折り筋をつけないように努力しだす前で、ガッツリ折り筋が入っちゃってる
でもそれが浴衣の模様っぽいって言ってくれる人もいて、そうゆう表現もあるんだなぁといったところ
どうせ見えないのに脚を付け根から丸々だしてる、つまりそうゆうこと

『大学折紙サークルネットワーク』というのがoristの初代の方々のお声がけで発足したのがちょうど同じころで第1回目のイベントが開催されし候
そのイベント内でコンテストが行われ創作部門で同率一位に選ばれたのがコレだったりする

マンボウ

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マンボウ
展開図
2014年の春くらい
蛇腹じゃない!
とはいえ45°しか現れない
スクエアさんの『折紙作家の頭の仲 マンボウ折ろうよ』を見せていただいたときにマンボウを折ろうよっていう話になり、そのときにあらかた形ができたもの
この動画は面白いんで見るといいと思います
動画内でマンボウの創作をしているんですが、3種類違ったアプローチでやっていて、それと違った方法でやろうと考えてた気がします
3種類のアプローチってのは、2種類のカド配置(もっと言うと蛇腹と22.5°系?)と鶴の基本形からの創作
そのカド配置はどっちも胴体を紙の角からだそうっていうもので、じゃあ胴体を紙の真ん中から出そうっていう単純な発想
後から考えるとロバートJラング?ジョンモントロール??とかがやってたし新規性はないっぽい
まあ、あれは穏やかな印象のマンボウにしてはガミガミした感じの造形であんま好きでなかったし、よりマンボウっぽいのができたんじゃないかな~と勝手に思っているわけですがいかがでしょう
マンボウに対する印象なんて国によって違うのかもしれませんが
どうでもいいけどマンボウの地球外生物感やばいよね
前もいったとおり蛇腹倦怠期だったこともあって、こうゆうミニマムな作品もいいなと思うきっかけになってたりもするかも

初音ミク

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初音ミクです。
2013年秋くらい
50cm四方くらいのカラペから
展開図

創作した理由はみんなやってたからです。
基本的に二番煎じをやるのは嫌いなんでこの理由は自分のなかでは異例。
多分、琴希さんに挑戦したかったんだと思います。
それまで創作をやってきてある程度創作能力がついてきたなと感じていて、創作はじめるきっかけになった人に対してどれだけ太刀打ちできるかってのをやってみたかったんです。

結果はさておき、創作中に考えてたこと、感じていたことを少しばかり。

創作はほとんど悩むことなく完成まで至った。
これまでの作品は必ず創作段階で壁にぶちあたることがあって、それを解決するために頭をひねったりアプローチをかえたりと手探りで形をつくろうとしていた。
今回、そういったのが一切なく、完成形をイメージして、それを展開図に紐解いていくのをただの作業ゲーのようにこなした。
それはつまり今までの経験が十分に積み重なったということなんだろうけど、すごくつまらなく感じた。
創作っていうのはやっぱり試行錯誤の段階が楽しいわけで。
目標の形に対して最短ではないにしろほぼ迷ったり遠回りしたりすることなく至れるようになってしまった。
そんなこんなで自分の創作能力は極値に達した。
その題材が『初音ミク』ってのも良くなかった。
創作を始める前は琴希さんの折った初音ミクを見て、すげぇとかどうしてこんなのが折れるのか意味わかんねぇとか、いつか自分もこんなのを折りたいとか思っていたけれど、それが自分の手でできてしまうことに気づいてしまった。要するに目標を失ったわけです。
それから蛇腹創作にたいするマンネリとかもやもやした思いを抱き続けるスランプというかプラトーというのかよくわかんないけど、そうゆう時期に突入するわけです。

小鳥遊六花ver.2.0

こんにちは。約二年ぶりの更新です。
とりあえず開設以来二年間放置してたこのブログを再び更新したわけをお話しようかな。
二年間まったく折り紙をやっていなかったわけではなくて、むしろそれまで以上にやっていたわけです。
例会に顔をだしたり、コンベンションに参加したり、サークル作ったり、まあいろいろとやってました。
でちょくちょく新しい作品を創っていたりしたわけですが、それらの発表はtwitterだったり、フリッカーで済ましていたんです。
例会に顔を出したりするようになったわけで、まあ自分の作品を見てもらえる機会に事欠かなくなり、承認欲求は満たされていたわけです。
といいつつ更新しなかった理由はただめんどくさかっただけなんだけど。
でも最近、自分が創作をする前にどうゆうふうに折り紙をやっていたかとかを考えるようになったわけです。
そのころ、どうゆうふうにやっていたかというと、ずばりネットサーフィンです。
とにかく「折り紙」という単語で検索をかけてひたすらネサフしていました。創作をどうやるのかとか、ひたすら探していました。
結果的には見つかりませんでしたが。
そういった折り紙少年少女は多々いるんじゃないかと思うんです。例会とか参加するような実力や資格がないと思い込んでいたり、気軽にtwitterで絡むことのできないで、ただ観察しているだけのような。
そういった人たちにとってはtwitterでうpされてもFF外だったらほとんど観ることができないし、フリッカーも検索から探すには敷居が高いんじゃないかと思うわけで、ホームページとかブログとかだと気軽に見れるんじゃないかと。
個人的に、twitterにフロー情報としてupしてフリッカーにストック情報としてupしていたつもりだったわけだけど、それって結構排他的な措置だったのかなと思うようになりまして。もともと排他的な性格をしているけれども。
というわけで、もっとオープンにストック情報をupできないかと考えて、ホームページをつくるのはだるいな、そういえばいつかのブログがあるじゃないかと。
と久しぶりにブログを訪れたわけですが、いかんせん二年前の自分が書いたことなわけで、ほとんどが黒歴史かしていて目を背けたい。
というわけで久々に更新をする気になったわけです。といいつつすでにめんどくさくなってきているのでまだの更新は数年後とかになりかねない。
まあtwitterとかフリッカーに書ききれなかった作品に対しての鬱憤とかもあったりするのでいい機会だと思って。
ところでtwitterの垢は@honsyoiです。垢別けるの横着したせいで折り紙の情報は少ないです。

というわけでくそみたいな駄文はここまでにして作品紹介です。
小鳥遊六花ver.2.0
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創作をしたのは2013年の夏あたり
50cm四方くらいの紙、白と紺で黄をサンドした三枚重ねのカラペにスカートの赤を部分裏打ち、頭のリボン部の黄色をだすために一部白カラペをはがしています。
黄色のカラペをはさんだのは白面に紺がすけるのを防止するため、ここまでチートやって色分けすんなら胸のリボンも色分けしろよとか思ってしまう。
ここまで重ねるとさすがのカラペでも厚みを隠せない。というかカラペの唯一のメリットを殺している。
展開図はこちら
展開図を公開するか否かというあれはまあ基本公開しようと思います。
自分が創作したいと思ったきっかけは武田直樹さんだったり琴希さんだったりする(同一人物)んですが、その人が展開図を公開していたおかげで自分も創作しようとおもったからです。
人物作品とかは、それまでもよく観ていたわけだけど、展開図が公開されていないのがほとんどで全くどうしたらそんなものができるのか不思議というか自分ではできないなと思っていまして。
でも琴希さんの長門の展開図をみて、これなら自分でもできるんじゃねと思えたので。万が一でもそのように思ってもらえたらなと。

もはやよく覚えていないけれど、64等分蛇腹から。間違ってたらごめんなさい。
つくった理由は勿論リベンジ。創作の経験もある程度積んで今ならもっと完成度を上げられると思ったから。
前作との一番の違いは腹割れから背割れに変えたこと。そもその腹割れだったのは琴希さんの長門の影響だっただけで構造的な理由はなかったです。
背割れに変えたことで、前面の造形はしやすくなりましたが、背面の造形は完全に捨てることに。
背割れと腹割れによる造形のしやすい形ってのはある程度分かれる気がします。
背割れは紙の内部をつかったテセレーション的な造形、色分けは難しい。
腹割れは辺カドをつかった造形、割れ目をごまかすのにエネルギーを取られる。
て感じかな。
小鳥遊六花で前回も今回も注力したのはふりふりのついたプリーツスカート。
ふりふりを色分けするためにスカートを辺にもって来ざるをえなかったため苦しめられた気がする。
というかプリーツスカートをどうつくるかなんだけど、自分は構造的にプリーツを出したい派なんだけど、いろいろ話を聞いていると少数派になるのかもしれない。大体の人は仕上げで何とかしてしまうようだ。
自分は仕上げにあまり自信をもっていないからそんなことはできない。構造的に出そうとすると領域を奪われるんだけど。

この作品あたりから神谷パターンの挙動を把握しはじめたのかもしれない。実際に神谷パターンを搭載したのはこれが初めてだし。
完成のをみると64等分もあるとは思えないね。
背割れにしたせいで顔面の色分けを考えねばならなくて結論として、顔面のカドを辺から出して無理やり前に持ってくるという方法を取った。
その影響で上辺にカドを配置したら64になった。案の定、紙の内部に領域を盛大に余らせることになった。まあいっかで済ませた。
結果的に前回から大幅にクオリティを上げられたし良かったんじゃね。
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